「PP加工」の特徴
PP加工とは「ポリプロピレン加工」を略した呼び名で、印刷用紙の表面をコーティングするラミネート加工の1種です。
主に冊子の表紙やカバーなどに用いられ、摩擦などによる印刷面の傷や色移りを防ぎます。
その他にも、光沢による冊子そのものの美観アップが期待できます。同人誌の場合、表紙に濃色などを多用するとインク剥がれが起こりやすくなるため、印刷面保護の目的でPP加工を用いるケースが多いようです。
実際の加工は、加工元の用紙に絵柄を印刷後、接着剤を塗った上からPPフィルムを熱によって圧着させる方法で行われます。
また、PP加工は、圧着するPPフィルムの種類によってさまざまな種類が存在しています。ホログラムPPなどの特殊なPPフィルムもありますが、イースト朝日では「グロスPP」「マットPP」の2種類です。
PP加工のよくある質問
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どのくらいの大きさのPP加工が出来ますか?
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多種多用のサイズに対応しております。 お気軽にお問い合わせください。
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どの様な紙に対応できるのですか?
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上質紙、コート紙、マット紙など紙全般にPP加工をする事が出来ます。
厚みに関しては、0.12mmから0.5mmに対しての実績があります。お気軽にお問い合わせください。
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PP加工の種類を教えてください。
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グロスPP
ツヤ、光沢のあるPP加工で、つるつるとした手触りの「グロスPP」。光沢が写真や色合いを鮮やかに引き立て、みずみずしく美しい仕上がりです。 フィルムを貼る加工により表面が平滑になり、加工前に比べ、色彩がはっきりと濃く見えるようになります。発色や色味にこだわりたい印刷には注意が必要です。
マットPP
光沢を抑えた、反射しないツヤ消しPP加工の「マットPP」。手触りが良くさらさらとしています。 やわらかな質感で落ち着いた高級感が特徴です。写真やイラストにシックな上品さを演出できます。色味の変化はクリアPPほど目立たず、淡いすりガラスのような風合いがあります。 マットPPは表面を強く擦ったりすると、細かい傷が付きやすいので配送前や陳列前の取り扱いに注意しましょう。
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発注の手順はどうすればいいのですか?
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お客様でPP加工の種類を選んでいただきます。サンプルもございますのでお気軽にお問い合わせください。